寄り付き前に読む今日の相場分析。朝の「源太の講義」と「今日の見方」を要約してお届けします。


10月19日(月) マインドの問題。今日は【ポイントの日】だから早くから動かない

10月20日(火) 昨日強かった株式が切り返してくれるかどうかが鍵である

10月21日(水) 税金対策の損出しのクロスして買い単価を下げておく

10月22日(木) 日々活力を感じられない市場ですが、昨日から仕切り直しで新しい展開

10月23日(金) イライラから失敗が多い場面。安いと買いであるが、上値はまだ重たいだろう。


10月19日「マインドの問題。今日は【ポイントの日】だから早くから動かない」
(1)週末のNYは幾分戻ったが、安心できるかどうかは日経平均ではないという感じで、全くわからないという雰囲気である。
(2)今日は【ポイントの日】だから早くから動かないために週末に少し打診した。
(3)それが回転できない程度になっているならば、市場は意外に重症で、活気がない市場だけに買い上がる力が枯渇したという判断になる。
(4)先では米国大統領選挙、目先でも中間決算などが過ぎない限りは、下がったから買うという事情しかないと思う。それがここ最近の「閑散相場」でる。
(5)ただし、本格的には得意の11月後半。それまでは中立の中の短期強気の行動をする。資金は温存型で短期勝負で投資し、悪材料時は再び矛を収める感じの商い。

マインドの問題。【源太の講義】寄り付き前

10月20日「昨日強かった株式が切り返してくれるかどうかが鍵である」
(1)昨日の【ポイントの日】はホッとした動きで、押し目買い志向なのと、ナンピンがあるから、今日それらがどのように動くかが大事である。
(2)NYの大幅安は余計であるが、感覚として今日の指数は安いだろうなと皆が思っていたはずでる。昨日強かった株式が切り返してくれるかどうかが今日の鍵である。
(3)この市場は指数は上がり難いし、むしろ、大統領選に向かっては下がると思っている。仮に高いならば、全部売ってしまおうと思う。
(4)逆張り思考の個人投資家が買うから昨日は市場の反発があったし、その買い意欲が遅れたら週末のような底抜けが個別株で始まる。
(5)今日大事なのは、昨日の上げがそうした逆張り思考にあって、早くから買いが入ってくるかどうかである。

鬼滅の刃【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月20日)

10月21日「税金対策の損出しのクロスして買い単価を下げておく」
(1)選挙までは二週間もあるし、2兆円切る東証の売買代金から考えたら、何とも言えない雰囲気がある。
(2)要するに、買い意欲が沸くような何かが欲しいと思う。そうした緊張感ややる気が無いと、この市場は腰が折れてしまいそうである。
(3)この市場で厄介なのは、一度失った信用を取り戻せないで、実は相場が悪いのに自分が信用無くなるという事。
(4)個人投資家の多くが失敗する時は、その銘柄を信用しているのではなく、「なんとなく」という買いで、その銘柄を雰囲気で「良い」と思いながら、下がって来たら良さが判り始め、それでも下がるから持ち続けてしまう。
(5)今日はその見極めの日で、税金対策しながらここは動くところ。「損出しのクロス」して買い単価を下げておく事が大事である。

活気が欲しい【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月21日)

10月22日「日々活力を感じられない市場ですが、昨日から仕切り直しで新しい展開」
(1)昨日から仕切り直しで新しい展開であるが、朝から少しおかしいのは簡単に買いに行ってしまうから非常に強く感じて、「売却は勿体ないのでは?」と思っていたら、そこが戻りの天井。物色対象は変わったのに、この閑散市場は変わらないという事。
(2)つまり、分岐点のような市場は余裕があっても動かないのは仕方がないのであって、そうなったら、良いタイミングで買ったはずの物が回転しないと次に行く気分にならないのが市場である。
(3)半導体や電子部品を打診した運用者は多く、バイデン氏でも景気は落ち込まないとしていますし、課税は「その後からだ」という考えです。
(4)今の市場はよく判らないから、一定値段以上に上がったら買わなくなってしまう。自分が運用者だったら、今は動きにくいです。
(5)今日以降は週末を気にするような展開になりそうです。後場、その売りに耐えられるのかである。動き方に癖がありすぎる市場である。

自分に欠けているもの【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月22日)

10月23日「イライラから失敗が多い場面。安いと買いであるが、上値はまだ重たいだろう。」
(1)今の市場のムードは悪いんですが、企業が悪い訳でもない。買うタイミングや強くなってほしい場面で市場が伸びきらなかったりというイライラから失敗が多い。
(2)確かに今の米国はバイデン相場も買ってしまったから、その先は本当になられてからの行動であるし、日本も理想は買ったというPERだから、中間決算とか確認しないと、特に今年はぶれやすいと思う。
(3)安いと買いであるが、上値はまだ重たいだろう。という事は、昨日のような時はまずは打診して、雰囲気から今日逃げるか持つか考える。
(4)エムスリー、ケアネット、ビザスクといった銘柄は初動から割合強気で攻めた株式。しかし、苦しい間だけ握って、やっと抜け出してきたから売ったら、短時間に倍化。それは悔しいし損した気分ですが、その味わいが今の市場では残ってしまう。
(5)それでも自分は長くやって来たやり方で「そこでペースを変えないで淡々と機械的に動く」、「結果的に総額がいくらに」という資産見守り型である。だから、ポジションを減らすためにはどの銘柄が邪魔かとか、安定したら売った株を買い戻すとかを繰り返す。

伝える【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月23日)

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