寄り付き前に読む今日の相場分析。朝の「源太の講義」と「今日の見方」を要約してお届けします。


10月5日(月) スリムになるように組み上げ、菅関連とコロナ関連を少し押さえる

10月6日(火) 米国は需給好転か。日本もリスクオンという雰囲気になるだろう

10月7日(水) 駆け引きの市場。投資資金は少なく回転は速く、もしくは好業績をゆっくりと買う

10月8日(木) 強いがなかなか手が振れない。こういう地合いは地味に買って放っておく

10月9日(金) 結局はお金の力学、自分はここも機械的に動いていく


2020年10月5日
「スリムになるように組み上げ、菅関連とコロナ関連を少し押さえる」
(1)トランプ大統領の病状は思惑記事が多く、発信元で見方が違うから何とも言えない雰囲気である。
(2)週末にGSが23000円のところで先物買っていたという動きなど見たら、機関投資家は既に警戒で売っている。
(3)国内金融機関は中間決算で1日も東証のシステム障害から買っていないし、慌てて売るような玉はない。目先タイプの個人しか投げるものはないだろう。
(4)それでもここは戻り売りから、スリムになるように組み上げるつもりである。売って上がってもいいから、絞り込む感じで資金枠は空けておこうと思う。
(5)しかし、上に向かうこともあるから、ここでは菅関連とコロナ関連を合致させたものは押さえておこうと思う。

山口百恵、ファイナルコンサート【源太の講義】寄り付き前

2020年10月6日
「米国は需給好転か。日本もリスクオンという雰囲気になるだろう」
(1)自分は組み直しに入っているので、上がる物しか上がらない地合いは非常に都合がよく、「強いものに付け」という事になる。今日はシカゴ先物以上に指数が伸びて欲しいところである。
(2)強いものが強い地合いは、初心者が儲かりやすくなるので、本当に強くなる前哨戦になる事が多い。新しいバイデン相場に入ったのかもしれない。
(3)米国は混沌とする大統領選挙だと思っていたら、トランプ大統領の陽性が左右するなどの論議が無くなって、普通に好経済指標に反応している。需給は下髭からの戻りで良くなった。
(4)こうした時に昨日から書いている「強いものへ付く」というスタイルが成立し始めたから、相当なスピード感も出てくる。
(5)ここでは好業績になりそうな菅関連に向かうつもり。ただし、ここは調子に乗らず、相場観とは違う「運用」である。

需給好転【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月6日)

2020年10月7日
「駆け引きの市場。投資資金は少なく回転は速く、もしくは好業績をゆっくりと買う」
(1)日本株は多くの方が売っている状況で、日銀が売ってこなければ需給上では「下がる」とは言い難い。
(2)調整や一時的なショックはあっても本格的に売る材料や需給が生じにくい。では、「買えるのか?」というと、そこも難しく、良くなるだろうという物を探す展開である。
(3)結局、米国の株安は駆け引きであり、トランプさんが不利なことを証明した。精一杯、元気に見せるためにマスコミに露出することが多く、そこが厄介な感じである。
(4)こうした駆け引きの中、市場が下がったのを見てもNY株の需給の悪化が見えてくる。ですから、投資は十分注意しないと本質的な下げは無くても、個別では十分ある。買う理由がある間は良いが、一巡した保ち合いは意外に簡単に下がる。
(5)今は現金は多く保持して使わないようにしながら、人気株を短期的に売買となります。それか、好業績をゆっくりと買う感じである。

選挙用【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月7日)

2020年10月8日
「強いがなかなか手が振れない。こういう地合いは地味に買って放っておく」
(1)市場はトランプさんのころころ変わる動きに困惑。バイデンさん有利という見方は固まった模様だが、実際に選挙結果を見ないと以前の時のようなことがあるから判り難い。
(2)日本市場は自信がないだけで中身はしっかりとした状況で、買い余力はあるようである。なんとなくであるが、新しい展開に入ったように感じる。
(3)苦労するのはこの市場が覇気が無い事。恐らく、この上げについて納得がいかないのと、安定した上げが無いから心理的に追い詰められた強気である。
(4)こういう地合いは負担の掛からないぐらい買って、放っておくと意外に儲かっていることが多い。
(5)「こういう世の中になる」、「バイデン氏や菅総理はこうしようとしている」などのストーリーを立てて組み上げましょう。その方が資産は増えやすい。

強い【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月8日)

2020年10月9日
「結局はお金の力学、自分はここも機械的に動いていく」
(1)バイデンアクセルが踏み込まれたという感じでNYは堅調でる。結局はお金の力学になります。日本株は下がっていなかったので鈍く映るが、上がったら買い難いという心理もまた働くから後場がしんどい。
(2)昨日や一昨日に「ガツン」と上がっていてくれたら、ここは楽なのであるが、後場が閑散なために「伸び悩んだ」という様に映って一般株はそこで躊躇します。それが、非常に重く感じてしまい、売った方が良いかどうか迷うはずである。
(3)だから、トントンで売ってしまう様な売買になり、失敗したような気分になって自信喪失してしまうが、自分はここも機械的に動いていく。
(4)うまく回転して来たら新たな流れが見えて来るので、それが集金型ファンドなどの「対角」に当たる新型コロナ関連となる。そこは以前から話している。
(5)今日は今の市場の次の段階「仕手系」と言われる大口投資家が買っているタイプを考える。皆は金融相場というのを少し忘れてしまっている。

錯覚【源太の講義】寄り付き前
今日の見方(10月9日)

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