寄り付き前に読む今日の相場分析。朝の「源太の講義」と「今日の見方」を要約してお届けします。


11月16日(月) よく見ておく日。低位と好業績重視で、このまま突っ張る

11月17日(火)    総体的な値上がりがほしい。薄く広く買う感じでしょう

11月18日(水)   需給は今週で売りが切れるマザーズと買いの切れる日経平均

11月19日(木)  一番手か二番手までしか来ない市場、「待ち」の投資が生きてくる

11月20日(金)  売り目線だけで見たらここは難しいと思う


11月16日「よく見ておく日。低位と好業績重視で、このまま突っ張る」

・今日も「ポイントの日」で、朝は良いとしても後場に個別株で長くしこった物が上がって来たら、投資家の気分が変わってくる。
・後場に新しい流れが出来るようならば、この市場は「SQまでだ」と思われていた日経平均がしぶとくなっていく。朝の上げは売り方も耐えられるますが、後場になって強く個別で来たら買戻しも入り易い。
・今までの買戻しだけでは理屈が通らなくなって、先での経済の復調を見ていくしかなくなる。売っていることが結局きついことになる展開になるかどうかである。
・今日は指数だけはないオールカマーで無ければ、この休み中の多くの強気意見が間違ってたことになるからハードルの高い日で、ダメならば失望は相当深くなる。
・自分は総額は増やさず低位と好業績重視で、このまま突っ張るつもりである。

突っ張りたい【源太の講義】寄り付き前

「今週の見方」(11月15日)要約版

11月17日「総体的な値上がりがほしい。薄く広く買う感じでしょう」

・このまま行けば市場は買戻しの圧力が、純粋な来期の水準狙いで五月雨的に買われるだろう。
・僅かな期間で簡単に上がったために下がるように感じながらの恐怖は決断力が無くなるもので、昨日から市場は少し物色に広がりが出来てきたように感じる。
・昨日はいまいち乗り難かった流れであった。今日の後場辺りから雰囲気が変わりスムーズになるような総体的な上げがぼちぼちほしい。
・コロナ禍での企業決算は世界的には4分の1が最高益との話。意外に儲かった時は設備投資のような将来の効率化に企業は使ってくるが、今の市場はそこを見る力が無いから需給で判断されている。
・今日辺りから「需給関係プラス、買いたがる市場関係者の見方」というのが非常に大事になり、薄く広く買う感じでしょう。

総体的な値上がりが欲しい【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(11月17日)

11月18日「需給は今週で売りが切れるマザーズと買いの切れる日経平均」

・株式は「生き物」と良く言われますが、まさに今回の流れは読み切れない難しいものであった。結果が読めないから右往左往したのではなく、外資系が売りに偏っていたから、腕力がどう動くかが見えなかったという事。
・昨日のマザーズの下落は、先物を売っていた投機筋に対して、6月からウェート高かったマザーズ株が「決算」を通して処分してきたことを意味して、大方の日程通りに来てる。
・昨日のAIから出るマザーズの売り方は僅か5分で売り崩された前場。三発売られた後にもう一丁来たから、戦意喪失した個人投資家は切るしか仕方が無く、買いは見送られた。
・多分それも読んだAI注文で、心理なども最近は組み込んだソフトがある。気が付いたら下落3度目のマザーズは75日移動平均近く、3度目はという市場の常識に届いています。
・ここで弱気入りするかどうかが正念場ですが、需給は今週で売りが切れるマザーズと買いの切れる日経平均。少し前に動くか、3連休明けで良いか悩ましい今日である。

日程【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(11月18日)

11月19日「一番手か二番手までしか来ない市場、「待ち」の投資が生きてくる」

・NYの調整は仕方のないことで、週初に日本株を皆が強気に傾いたところが一応の調整入りに。次の材料が見当たらないから、各個撃破というスタイルにならざるを得ないと思う。
・過熱感が無い上げは下がった個別の多さと、強い物しか上がらないという、バブル型投資の特徴が良く出ている。
・エムスリーやケアネット、ジグソーなど本当に激しい限り。ただ、こうした株式も簡単にここまで来たのではなく、何度も危機があった。
・一番手か二番手までしか来ない市場は一番手が想定外に上がるから、二番手三番手に資金が行く。その時に三番手でじっくり待つのはバブル型では余り成立しない。
・多分、日本市場には相当な資金が流れ込んだと思う。運用の立場から見て指数系が高過ぎるから必然的に好業績割安株へと資金は向かっていく流れになって行く。こうした計画からくる「待ち」の投資が生きてくるだろう。

簡単に上がった訳じゃない【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(11月19日)

11月20日「売り目線だけで見たらここは難しいと思う」

・本来は今日辺りに大きく需給が偏るが、週初からの投げからそれは枯渇していますし、意志を持って投げるならば別であるが、需給上は常識では一巡と言える。
・常識でここまで空売りが入ってしまったら、なかなか下がらないし、企業収益も相当改善している。
・気になるのが新型コロナの蔓延ですが、その事で恩恵のある企業となるし、グロース的バリューの出遅れ物色や好決算叩きが市場の過熱感を消しているから簡単に下がるはずまい。
・むしろその揺り戻しが連休明けの投信設定などから始まります。ここは売り目線だけで見たら難しいと思う。
・年末は外資はクリスマス前に調整しますから12月10日前後までで組み上げるし、投信はセッティングから有利展開に持って行く。今年は組み入れが先高観を持った動きだから、グロース&バリューでやってくるだろう。

春一番じゃないよなぁ【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(11月20日)

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