寄り付き前に読む今日の相場分析。朝の「源太の講義」と「今日の見方」を要約してお届けします。(平日更新形式)


12月14日(月) 今週は難しい。日本市場は混合相場になっている

12月15日(火) 不当に下がっている株式が多い。PBRの低い物や好業績成長株が安すぎる

12月16日(水)   ここは上がって来て皆が「良かった」と思える個別株の動きが大事

12月17日(木)  今日はポイントの日、割り切るような動き方が出来るかどうか

12月18日(金)  今日は下がった株式が上がらないと都合悪い雰囲気になる


12月14日「今週は難しい。日本市場は混合相場になっている」

・先日、ナスダックは新値を取って来た時に出来高が増えていなかったから、ここでは少し調整も仕方がないのでしょう。
・バリュー投資のNYダウが停滞して、レシオも下がっていた新秩序の軽量に向かっていたとしても、この場面は資金が切れている。
・日経平均は買戻しから上がり、マザーズが大幅に売られて割安状況になっていった。マザーズだけ下がっていた格好。
・今動く電池などのEVのような材料株の多くは将来を買うグロースですが、割安も多いから混合相場になっているが、今の稼ぎ頭のテレワークとかは安いままである。
・IPOが始まって市場の流れが変わって来るだろう。その刺激からその先は下がった軽量タイプになると感じる。掉尾の一振も起きやすい環境になったから、まずは仕手系で少し間をつないで、IPO相場の流れを見極めてから、次の市場へ向かうイメージ。

今週は難しい【源太の講義】寄り付き前

株式投資:今週の参考銘柄(12月13日)

12月15日「不当に下がっている株式が多い。PBRの低い物や好業績成長株が安すぎる」

・不当に下がっている株式が多い。ここは全く動いていないような、いまだに安値に向かうような株式でも集めようかと。人気どころは上がっているから、「いつ売るのか」である。
・既に結果出していた我々の関係銘柄では木村化工や三社電機は圧倒的に強いがここからは売り場探しであって投資対象に無い。
・速いのがこの市場の特徴であるが、ストップ高や大きく上がる物はあっても、その上げ方は急伸型で乗れるものではない。
・この難しさが「指数はどうなるのですか?」という感覚になってしまい、小すくい的な売買が非常に多くなる。
・NY市場が難しい動きである。今日の日本市場は頑張ってはいても非常に危なっかしい感じのNYが影響しなければ良いと思う。

どうか一つ【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月15日)

12月16日「ここは上がって来て皆が「良かった」と思える個別株の動きが大事」

・自分は新春が不気味だと思っているが、世間で言うほど危機感はないです。あるとしたら、1月6日の米国議会選挙の結果であり、そこが覆るかどうかという感覚である。そして、2月のバイデン新政権が本格的に動くときの発言や意図が気になる。事実も円高模様になっているから。
・昨日は結果求められる日だったから期待感が強く、その部分が達成できなかったことから失望に繋がったが、「緊張感」が壊れるまで売られなかった。
・個別株なのかTOPIX型なのか目標が欲しいのですが、昨日の動きを見る限りでは、大型株が有利でNT倍率の縮小を狙ったポジション形成が有利になった。
・造船と防衛関連とかよく見ておいた方が良く、その一方で軽く仕手株が来てくれたら、全員参加型の市場になって安心感が出る。
・今日、明日で何かキラリと光るものが出たらクリスマス高という考え方である。

何かキラリ【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月16日)

12月17日「今日はポイントの日、割り切るような動き方が出来るかどうか

・昨日の日本株は年末らしい「がっかり」も本当に多かったです。それでも「生き残った」ような市場で、ぎりぎり踏みとどまったものは多かった。
・昨晩のNYは小康状態なんでしょうか、しっかりしているが、いまいち方向性が判り難く動いた。しかし、ここで一回押してもいいところで頑張った動きである。
・基本形として、ここでは買いは無いですが、変化によっては行かなければならないところで、自分は「売らない強気を」通す予定。ただし、買い過ぎた部分は処分する。
・思ったよりしぶとい市場で、感情はマザーズが表現しているように全く力が無く、急に落ちていくような部分がある。今日のポイントの日はの克服して、割り切るような動き方が出来るかどうかを見る。
・何が買われているではなく、何がどういう材料で買われているかをよく見る事。考え方を飛ばして行かないで、年末はじっくりとした企業と向き合うような投資をしないと、新春で足元掬われる様なことになると思う。

ガス抜き【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月17日)

12月18日「今日は下がった株式が上がらないと都合が悪い雰囲気になる

・舵取りが難しいのは、海外は材料があるが日本は材料が無いという事。しかし、NYは予算の後もあるし、その数字はトランプ氏や民主党の話しした数字よりも低いし、満足という点では「出尽くし」に当たる可能性があると思う。
・日本はドル安の傾向は続きます。そこに新型コロナの感染拡大ですから、結果上がっても、少しトーン落とした対応しないと、一番難しい新春が不安になる。
・根本的な強弱感は資金が多いというそれだけであって、材料は何でもいいような感じである。だから、総体的に資金はあるが信用をしていない市場である。
・今日は売りたい強気が増えているから、下がった株式が上がらないと都合悪い雰囲気になる。ここで下がったものが切り返す力みせてくれるかどうかである。
・この場面では機械的に上がったものを売り、キャッシュポジションは高くする。一方で下がったままの仕手系株や好業績はしぶとく買い下がるつもりである。

下がったものが上がらないと【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月18日)

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