2020年6月14日「今週の見方」の要約版をお届けします。

<2020年6月15日~6月19日>

◯米国での新型コロナウイルス感染第2波を招くとの懸念は、経済活動の「解除」が始まった時に多くの人がすでに感じた事である▷急反落した主因ではない

◯基本的に、大底をつけた今年3月下旬から3ヵ月弱、ほぼ一本調子で上昇してきた反動が下げ幅を広げたと考えている【3月から小回り三か月で日程的にもぴったりである】

◯日経平均、ダウ平均とも日足の一目均衡表の基準線までの下げは許容範囲内である

テクニカル的に日足の一目均衡表の転換線がスピード調整時の下値めど、基準線が自律調整時の下値めどだが、ダウ平均、日経平均とも転換線を下回り、基準線がある25100ドル台、21300円台までの下げは自律調整として受け入れざるをえないだろう。

ようやく押し目が訪れたと解釈できないか?

  • 日経平均は先週10日まで18営業日続けて日足の転換線を割り込まずに「押し目待ちに押し目なし」状態で、ジャーSQ直前に23100円台に乗せた後に反落した
  • 16営業日続けて上昇した2017年10月以来の印象を持つ。当時は過去最長の連騰記録が途切れた後も上昇し、株価指数オプションのSQ算出直前に23300円台に乗せた後、21900円台まで1400円幅反落、そこで押し目買いとなった
  • 当時の波動を参考にすると21000円台半ばでは押し目買いという発想が強くなる
  • 週末に(安値)21700円台に達成した事やWインバースの大量利食いを考えると、机上の数字は現れない気がする

◯先週の下げ幅はやや意外感はあったが、個人的には許容の範囲内、あくまで自律調整で、いずれ上昇基調を取り戻すと考えている

 

今週の見方(6月14日)

株式投資:参考銘柄(6月14日)

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