【源太塾】投資インストラクターの大岩川源太です。

テクニカルと企業の持つ収益性からの両面で、日経平均は21600円台に節目が有るのは一目瞭然だと思います。日経平均のEPSは1661.9円であり、13倍丁度は先行きに余程の不安がない限り、割れれば買いというテクニカルが入ると思われます。その数字が21600円近辺。従って、現在の株価は最低線の位置づけで下がり難いと考えるべきなんでしょう。 もちろん、今のうちはね。週末現在で13.34倍。

ただ、現在の経済は在庫水準が高く生産に頭打ちの傾向があると思います。こういう指摘を前からして来ましたが、やはり、6月は生産予測が低下し相場に反落リスクがあるのは否定できないと思うんです。問題はその落ち込みをどの程度予測した数字が先の企業の予測数字なのか。今の上場企業収益が今期どの程度なのかの精査が必要になりますが、その答えは六月半ばまで懸るといています。

という考えで進めば、強いと感じるならば二けた今期増益予想とか、裏取れる企業になるんですよ。それが来ないようだとこの相場はSQまで今までと同じような指数需給であり、そこまでの相場かどうか見分ける週になります。投資カレンダー的に言えばSQ辺りから需給変わると思いますが、うまく強く市場が反応したら20日ぐらいまではあります。

ただ、今年の夏は総裁選なども考えた方が良く、GSのTOPIX売りが本当に気になります。9月切りの先物減らしています。そういう日程でこの市場は見なきゃならないのでしょう。

 

3845アイフリークと4814ネクストウェアは以前から書いてきましたが、その頃はもう少し重い動きと思っていましたが、この地合いがバイオなどの難しさを出して来て、理解しやすい方に回ってきた感じ。もちろんフロアーニュースもあるのでしょうが、ここは両社とも難しいところ抜けて軽くなる場面。

2127M&Aは古い方は自分が同社を5~6年ぐらい前に執拗に紹介したのを覚えていらっしゃると思うんです。不景気からのアベノミクスで弱い企業が強い企業の吸収される意味でのM&Aもありますが、跡継ぎに困ったM&Aもありました。ここからは高い技術と資金的な不足に不透明な経済で再びM&A活発化と見ます。

9423フォーバルリアルはまだまだ利益水準は低いです。自分はシステム開発などの重要性もありますが、根本として誰が配線や工事するのかと考え、富士通グループなど見て来ました。やはり大きく伸びて来ましたが、こうした新しいビルに向かうネット環境需要は高いと思います。

7873アークですが、欧州の競争激化から採算悪化ですが、元々の狙いから東南アジアなどの買いが居に強い企業で、これから始まる中国の進み方など考えたら、三井化学参加だけに中東含めて面白いところがあります。設計支援だから大手と結びついてシナジー効果出るタイプ。

 

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