寄り付き前に読む今日の相場分析。朝の「源太の講義」と「今日の見方」を要約してお届けします。(平日更新形式)


12月21日(月)    例年叩かれるタイプはここで買い向かいたい

12月22日(火)   失敗した組み立て。過信した個別株の回転しそこない

12月23日(水)  今日と明日、ここに焦点を合わせて買いに行く

12月24日(木)  日程通りの組み立てから、来年のロケットスタートを考えてのテコ入れをしていく


12月21日「例年叩かれるタイプはここで買い向かいたい

・売り損になったような錯覚を覚える株式に売りが出やすくなるのが年末。特に、証券関係者は年始からの暴落というシナリオを直ぐに描く。
・この相場は才能的に良い物でも「ここまで売る?」という動きをしている。買ったタイミングは失敗としても、先で上がる位置かどうか、業績はどうなのか、買われる技術や社会的な状況が味方しているか、などを見極めて判断しましょう。
・ただ、怖いのは手持ちの上げは不十分なのに、今強いNYやTOPIXに少し警戒の感覚が出始めるから、端株または普通の株式が狙い難くなる。そうした難しさと年末のあわただしさから、投げが出て来てしまう。
・普通は日本株の納税調整で下がってたもの買っても良いはずである。先の注意が今に回り過ぎて少しナーバスなのかと思う。
・今週は日米株式相場は重要イベント通過とクリスマス休暇で動意に乏しい展開となりそうであるし、損出し売りがまだまだ出て来る可能性は高いが、日本株の例年叩かれるタイプはここで買い向かいたい。

総体的に上がるならば。【源太の講義】寄り付き前

今週の見方(12月20日)

12月22日「失敗した組み立て。過信した個別株の回転しそこない」

・今回の失敗は過信した個別に対しての回転しそこないと、普通なら安全パイの低位株という飛び道具が不発だったこと。
・自分の特徴は機械的な売り買いで、市場に対して「利益」を積み重ねて、機械的な「売って上がっても構わない」というスタイル。
・しかし、珍しく失敗した組み立ては秋から冬にかけて強い自分が過信してたという事でしょう。攻め切るしかないと思う。
・どこから攻めて良いのかは、恐らく今日の後場に起きる反抗精神が鍵になる。稀に気落ちしていく市場になったら、一回投げて組み立て直す。損は損で良いとして、いくら稼ぐにはいくらの資金が必要かを考える。
・500万から50万損して50万取り返すには、20円上がる株なら25000株、10円ならば5万株。そうした時にはいくらの価格帯が大事なのかと、今一番自信がある銘柄は何かという考え方をする。

大失敗【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月22日)

12月23日「今日と明日、ここに焦点を合わせて買いに行く」

・時間的には明後日までしんどいが、デイトレと思わず、来年儲かればという発想で淡々と買いに行く。
・来年は一部の物に特化した動きになるし、業界再編の動きが活発になりる。だから、その系統やM&Aセンターのような企業が買われるでしょう。
・ここから大事なのは地銀に代表される中小企業の再編と、デジタル化が進んで来るという目線で見ていく。
・大株主の台頭から流れっが変わるという「事情通」の相場になるだろう。こういう低迷時に、好業績や将来伸び行く企業を買う。
・今日と明日は、そのチャンスを生かすべき日だと思う。

毎年同じ【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月23日)

12月24日「日程通りの組み立てから、来年のロケットスタートを考えてのテコ入れをしていく」

・今年は税金対策の換金が少し早く出たから、早く終わると思ったら例年通りの展開。ピークは過ぎたとは思うが、先安観は強くて、市場はどうも買い気が少ない。
・自分は日程通りの組み立てから、テコ入れをしていこうと思う。この市場で大事なことは耐えることでして、やけを起こさない、うまく立ち回らないということ。
・来年どの銘柄に活路見いだすのかという考え方。資金の多い企業がTOBなどしながら企業の範囲を広げる傾向があり、地銀や中小企業の再編など政策もそうした動きを後押しする。
・大手と資本提携や第三者割り当てなどした企業を探る。成金企業が株主で今年顔を出した株式が来年は有望で、そうした仕手性やある程度の意図を持った企業が勝ち抜くと見ている。
・「今を当てたい」人はIPOしかないし、自分は昨日も書いたように来年のロケットスタートを考えた見方で組み立てる。

来年への期待【源太の講義】寄り付き前

今日の見方(12月24日)

この記事をSNSでシェア!